[ア行(a)] [カ行(k)] [サ行(s)] [タ行(t)] [ナ行(n)] [ハ行(h)] [マ行(m)] [ヤ行(y)] [ラ行(r)] [ワ行(w)]
[作家名索引(五十音順,g)] [作家名索引(アルファベット順,z)]
[作品名索引 ア行] [作品 カ行] [作品 サ行] [作品 タ行] [作品 ナ行] [作品 ハ行] [作品 マ行] [作品 ヤ行] [作品 ラ行] [作品 ワ行]
[訳者名索引 ア行] [訳者 カ行] [訳者 サ行] [訳者 タ行] [訳者 ナ行] [訳者 ハ行] [訳者 マ行] [訳者 ヤ行] [訳者 ワ行]
[「裏」私的 児童文学作家事典〔海外編〕 感想編](v)

私的 児童文学作家事典〔海外編〕


2020年11月26日 鈴木朝子

 児童文学事典として、特に海外の作家について満足できるものがまだない。東京堂出版の『児童文学辞典』(1970)はすでに古く、東京書籍の『児童文学事典』(1988)でも個人的に十分満足できるだけの数の作家が収録されていない。日本で翻訳された児童文学の作家の大部分が収録されているものが理想で、さらに作家解説とともに作品一覧が欲しいと思っていた。そこでまず邦訳作品一覧を作ることから始めた。作品の評価は難しいので解説は比較的簡単にし、なるべく自分の感想的な記述を入れて特徴を出そうと試みた。後に掲げた参考文献も使用したが、基本的に現物調査をするよう心がけた。内容は適確でかつ読んでおもしろいものにしようと努めたが、あまりうまくいかず結構画一的になってしまったところもある。今後できるだけ改善していきたい。

 本版は試作版として、筆者が作品を読んだことのあるもののみを取り上げてある。まだまだ読もうと思っていて読んでいない作家がたくさんいるし、未収録の作品もあると思われる。今後も調査を続けるつもりであるが、誤りや不十分な箇所などまで御教示いただければ幸いである。

凡  例

1.収録内容
 児童文学を執筆した海外の作家について、その略歴・解説と、邦訳作品一覧を記載した。いわゆる児童文学専門の作家でなくても、児童文学とみなせる作品を書いている場合は、児童文学関係のことを中心に記述した。ただし古典・名作の類で抄訳・翻案・リライトのものは原則としてはずした。幼年童話の作家も含むが、絵本のみの作家は収録対象外とした。民話・伝説・神話の再話・採集・編集者は収録したが、伝記・ノンフィクションのみの作家は除いた。
 邦訳作品一覧は基本的に児童文学作品のみとしたが、絵本、児童文学関連の評論・エッセイ、自伝等も調べられたものは記載した。
2.配列
 作家名のカタカナ表記の五十音順。
 姓・名に分けられる場合は、姓の五十音順→名の五十音順。名が頭文字のみの場合とフル表記の場合はフル表記→頭文字の順とした。
 長音符(ー)、中黒(・)等の記号は配列上無視した。
 濁音・半濁音は清音と、拗促音は直音と同じとみなしたが、同列に並ぶ場合は、それぞれ清音→濁音→半濁音、拗促音→直音の順とした。
 カタカナ表記が同じ場合は、原綴のABC順とした。
3.見出し人名と生没年
 見出し人名は日本で一般的によく用いられる形で示した。
 中国・朝鮮人名については、まず漢字表記を出し、次に漢字の日本語音読みによるカタカナ表記を出した。原音読みが判明した場合は後ろに( )で補記し、作家名索引(50音順)に参照を立てた。
 その他の人名は、姓,名の形にしてまずカタカナ表記で示し、次に原綴を出した。姓・名に分けられないものはそのままの形で記載した。図書によってカタカナ表記が著しく異なるものがある場合は後ろに( )で補記した。
 生没年は、西暦で見出し人名の後ろに( )に入れて示した。
4.作家の略歴・解説
 国籍、職業、出生地、学歴、経歴、本名・別名、作家としての活動状況、作風、受賞歴、趣味などを簡潔に記載した。
 本文中の単行本や短編集などの書名は『 』で、短編の作品名や雑誌名などは「 」で、シリーズ名は< >で示し、原書の出版年をその後ろの( )内に入れた。作品名は日本で翻訳のあるものはその翻訳名(数多くの翻訳名があるものは代表的と思われるもの)を用いた。
5.邦訳作品一覧
 書名、巻次、訳者、出版社、出版年を記載した。絵本については、挿絵画家名も記載した。
 シリーズ作品は初めにシリーズ名を< >に入れて示した。
 一つの作品で数多くの翻訳がある場合は適当と思われるものを示したが、いくつかを併記したものもある。ハードカバー版と文庫版(新書サイズ)がある場合は、原則としてハードカバー版を出したが、訳題や訳者が変わったもの、元版が不明なものや文庫版のみのもの、入手しやすそうなものなどは文庫版も示した。併記した際、同じ訳者の場合は→で、別の訳者の場合は/で区切って示した。
6.主要参考資料
7.特殊文字の表し方
 utf-8を使って、Latin1、Latin2、Greek等の文字を表している。Latin2の文字については標準の欧文だけでなく、中欧対応のフォントが必要かも知れない。Windows 2000では、Internet Explorerのオプションでヨーロッパ各国語の表示を選ぶ。
8.参照
 「見出し人名」は「裏」私的 児童文学作家事典〔海外編〕感想編に、原綴や別名、書名はAmazon.co.jpアソシエートプログラムやAmazon.com Associate programに、訳者は訳者名索引に、それぞれリンクしている。
[ア行(a)] [カ行(k)] [サ行(s)] [タ行(t)] [ナ行(n)] [ハ行(h)] [マ行(m)] [ヤ行(y)] [ラ行(r)] [ワ行(w)]
[作家名索引(五十音順,g)] [作家名索引(アルファベット順,z)]
[作品名索引 ア行] [作品 カ行] [作品 サ行] [作品 タ行] [作品 ナ行] [作品 ハ行] [作品 マ行] [作品 ヤ行] [作品 ラ行] [作品 ワ行]
[訳者名索引 ア行] [訳者 カ行] [訳者 サ行] [訳者 タ行] [訳者 ナ行] [訳者 ハ行] [訳者 マ行] [訳者 ヤ行] [訳者 ワ行]
[「裏」私的 児童文学作家事典〔海外編〕(v) 感想編]

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